シークアンスのIoT用Cat 1 LTEチップセットがNTTドコモとの相互運用試験に成功
March 9, 2016

IoT(モノのインターネット)機器とM2M(機器間通信)機器をNTTドコモのLTEネットワークに接続できるシングルモードCat 1 LTE製品が日本初登場 <h/2>

 

パリ — (ビジネスワイヤ) — シークアンス・コミュニケーションズ(NYSE: SQNS)は、シークアンスのCalliopeカテゴリー1(Cat 1) LTEチップセットが日本最大の携帯通信事業者NTTドコモとの相互運用性試験に成功したと発表しました。本製品は、日本市場に初めて投入されるシングルモードCat 1 LTEチップです。Cat 1 LTEは、既存のLTE規格の中で最もスループットの小さいカテゴリーであり、無数の種類のIoT機器を安価に接続することができ、Cat 3やCat 4の端末と同じネットワークを共用できます。NTTドコモは、M2M機器やその他のIoT機器を自社ネットワークに接続するためにCat 1 LTE技術を提供します。

「日本のCat 1 LTEは大きく発展する勢いがあります。シークアンスのCat 1チップセットを利用できるようになることは当社のIoT戦略とネットワークの発展が強化されることを意味し、産業用途でのM2Mの利用を支える当社のLTEネットワークの利便性が高まります」と、NTTドコモ移動機開発部無線技術開発担当部長の二方敏之氏は語っています。

シークアンス最高経営責任者(CEO)のGeorges Karamは、このように述べています。「日本のM2M市場は急速に成長しており、接続数は2017年までに数千万回線を超えると予想されています1。当社の認定済みCalliope Cat 1チップセットはこの需要に応え、Cat 1 M2MおよびIoT機器の開発を容易にし、商品開発期間の短縮に寄与します。本製品は、日本でCat 1 LTEモジュールを開発してきた当社のモジュール・パートナーにとっても大きな力となります。」

「当社は日本でのIoT用のLTEの開発を加速させることに力を入れており、当社の関係パートナー企業と共に、このイニシアチブにおいてNTTドコモをフルサポートしていく所存です。Cat 1 LTE技術は既に利用可能であり、産業用監視装置や車両テレマティクスのような多様なM2M用途やIoT用途に対応します。近く登場するCat MおよびNB-IoT技術のために道を拓き、IoT向けLTE市場をさらに発展させることになります。」

Calliopeは、モノのインターネットのためのシークアンス製StreamliteLTEファミリーの製品です。Calliopeの主要な特徴として、最大10 MbpsのCat 1スループット、バッテリー寿命を長期化できる低消費電力、VoLTEのサポート、非常にコンパクトなフォームファクターがあります。Calliopeは既に米国のLTEネットワークで認定を受けています。

報道関係者への注記:

  1. 日本の市場リサーチ会社のTSRは、日本のM2M契約回線数が2017年までに2790万回線を超えるという予想を発表しています。さらに、野村総合研究所が公表するネットワーク整備指数(NRI)によれば、M2M市場は2017年までに8900億円程度に達する勢いにあります。

シークアンス・コミュニケーションズについて

シークアンス・コミュニケーションズ(NYSE: SQNS)は4Gチップメーカーであり、世界中の無線装置メーカーにシングルモードLTEチップセットを提供しています。2003年に設立されたシークアンスは6世代にわたって4G技術の開発と供給を行い、そのチップ製品は世界のLTEとWiMAXの両方で4Gネットワーク向けに認定を受け、出荷されています。現在、シークアンスは2種類のLTE製品を提供しています。その1つはStreamrichLTE™で、多機能モバイルコンピューティングや家庭向け・ポータブル用ルーター装置のために最適化されています。もう1つはStreamliteLTE™で、モノのインターネットのためのM2M機器やその他の接続装置のために最適化されています。シークアンスはフランスのパリに本拠を置き、米国、英国、イスラエル、香港、シンガポール、台湾、韓国、中国にもオフィスを置いています。インターネットでは、シークアンスの情報はwww.sequans.comwww.facebook.com/sequanswww.twitter.com/sequansでご覧いただけます。

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