パリ — (ビジネスワイヤ) — 4Gチップメーカーのシークアンス(NASDAQ:SQNS)は、シャープが先頃日本の顧客向けにリリースした新しいWiMAXタブレットに内蔵するWiMAXチップの提供企業となりました。
シークアンスのジョルジュ・カラム最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「シャープのタブレットは、使いやすさとモビリティーを実現する最新機能を7インチという見事なサイズに一体化させた製品であり、日本の消費者のためにこのような先進的製品に当社のWiMAX技術を提供できたことをうれしく思います。WiMAXを使用することにより、ユーザーは動画のダウンロード、ゲームプレー、ウェブの閲覧を超高速で行うことができます。」
シャープの新しいタブレットでは、WiMAXとWi-Fiによる接続が可能です。10インチタブレットと同じハイエンドプラットフォームを採用しながらも、薄型で扱いやすい7インチサイズとなっています。シャープの先進技術と美しいディスプレーにグーグルのAndroid 3.2(Honeycomb)プラットフォームを組み合わせ、デュアルコアCPUとデュアルカメラを搭載しています。
シャープ通信システム事業本部メディアタブレット事業推進センター所長の八野田正幸氏は、次のように述べています。「シークアンスのWiMAXチップ技術はタブレットと携帯電話向けに最適化されており、極めて低い消費電力でWiMAXの先進機能すべてを提供します。シークアンス製半導体ソリューションの卓越性と長期にわたり4G分野で成功を収めた実績こそ、当社が今回の新しいタブレットの設計においてシークアンスの技術を選んだ理由です。」
シャープ製タブレットに内蔵のWiMAXチップは、業界で最も優れた高集積半導体ソリューションの1つであるシークアンス製SQN1210です。SQN1210はモバイル端末向けに高度に最適化されたもので、65nmのシングルダイにベースバンドとトリプルバンドRFを搭載し、超低消費電力・超高性能を超低コストで実現しています。こうした革新的技術により、ユーザーは以前にも増して高速のウェブブラウジング、ストリーミングメディアのよりスムーズな再生を享受することが可能になります。さらに本チップには、シークアンスが他社に先駆けて開発し、特許を取得したデュアル送信アップリンク技術が採用されており、飛躍的なレベルでカバレッジの拡大と性能の向上を可能にしています。
シャープの新しいタブレットは、日本の大手WiMAX通信事業者を通じて発売中です。
シークアンス・コミュニケーションズについて
シークアンス・コミュニケーションズは4Gチップメーカーとして、世界中の機器メーカーと移動体通信事業者にLTE/WiMAXチップを提供しています。2004年にWiMAX市場のニーズに応えるために設立され、今日その世界的リーダー企業となったシークアンスは、2009年初頭にはその対象をLTE市場にも拡大しています。シークアンスのチップは世界有数のWiMAXネットワークに採用されており、間もなくLTEネットワークにも採用される予定です。パリに本社を構え、米国、英国、イスラエル、日本、香港、シンガポール、台湾、中国を含む世界各地にオフィスを有しています。ウェブサイトはwww.sequans.comです。ツイッター(www.twitter.com/sequans)で当社情報をフォローしてください。
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