パリ –(ビジネスワイヤ)– 4Gチップメーカーのシークアンス・コミュニケーションズ(NYSE:SQNS)は、KDDIが最近発表したAAEON(アスース傘下)の新しいタブレットPC「タフ(TOUGH)」にWiMAXチップを提供したと発表しました。KDDIの顧客向けに最近リリースされたビジネスタブレットのタフは、WiMAXとEVDOのデュアルモード対応で、AAEONの先進技術とグーグルのアンドロイド3.2(ハニカム)オペレーティングシステムのほか、7インチディスプレーを搭載しています。防塵・防水性能と耐衝撃性能を備えているため、過酷なビジネス環境での利用に適しています。アスース傘下のAAEONは産業用PCの大手メーカーです。
シークアンスのジョルジュ・カラム最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「AAEONが提供する強力なWiMAXタブレットのプロジェクトで同社と協力できたことを大変うれしく思います。タブレットPCのタフは堅牢でスマートなパッケージに収められており、KDDIの顧客は美しいディスプレーで超高速インターネット接続を楽しむことができます。」
AAEON副会長のI.J.リー博士は、次のように述べています。「タフにシークアンスのWiMAXチップを搭載したのは、同社がWiMAX半導体技術で素晴らしい実績を持っているからです。シークアンスの製品は世界有数のWiMAXデバイスにも一部搭載されており、同社のチップはモバイルタブレットや携帯電話向けに高度に最適化されています。」
AAEON製タブレット、タフに内蔵のWiMAXチップは、業界で最も優れた高集積半導体ソリューションの1つであるシークアンス製SQN1210です。SQN1210は65nmのシングルダイにベースバンドとトリプルバンドRFを搭載し、非常に低いコストで超低消費電力と超高性能を実現しています。これらの革新技術により、ユーザーは以前にも増して高速なウェブ閲覧と、よりスムーズなストリーミングメディアの再生が可能となります。また本チップには、シークアンスが特許を取得した先駆的技術のデュアル送信アップリンク技術が搭載されているため、カバレッジと性能を飛躍的に改善することができます。
タフはシークアンス製チップを搭載し、KDDIネットワーク向けにリリースされるWiMAXデバイスとしては、3機種目となります。
シークアンス・コミュニケーションズについて
シークアンス・コミュニケーションズは4Gチップメーカーとして、世界中の機器メーカーと移動体通信事業者にLTE/WiMAXチップを提供しています。2004年にWiMAX市場の機会を捉えるために設立され、現在その世界的リーダー企業となったシークアンスは、2009年初頭にはその対象をLTE市場にも拡大しています。シークアンス製チップは世界有数のWiMAXネットワークで採用されており、間もなくLTEネットワークでも使用されます。パリに本社を構え、米国、英国、イスラエル、日本、香港、シンガポール、台湾、中国を含む世界各地にオフィスを有しています。www.sequans.com。
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